沿線遺産 再発
いすみに住んでいない私たちが、いすみで活動をはじめて、まもなく5年。都会と違って、境界があいまいな街並みに解きほぐされるような気分。自然ゆたかで、のどかな田園風景に癒される体験。急かされない、ひとつながりの時間。そうした恩恵をいつも、いすみからもらっている気がします。はっきり言葉で示すのは難しいのですが、そんな恩恵を感じる「もの」が、いすみにはあるのです。
今回それらを半日かけて、散策したいと思います。大多喜のいすみ鉄道の本社からはじめて、いすみ鉄道の各駅に散らばって、それぞれが、これが良いと思っている「もの」、いすみらしいと思う「もの」残したい「もの」。今回のワークショップでは、これらを「沿線遺産」と呼ぶことにしました。きっと、私たちが感じるそれらは、地元のみなさんからすると、思いもよらないものかもしれません。でもそれを発見することが、私たちの存在意義かもしれないと思っています。
その散策の舞台は、いすみののどかな景色ランキング上位の「いすみ鉄道」の、沿線空間で行います!当日の成果は、神奈川大学の寿太郎研の3年生がまとめ、まちの方や行政や商工会のみなさんに、伝えたいと思います。
タイムテーブル
11:00 集合@いすみ鉄道 大多喜駅
11:15 訪問@いすみ鉄道本社
12:20 企画@いすみ鉄道沿線
15:30 集合@国吉駅2階
16:30 解散
プランナーより
創造系不動産という会社を経営しつつ、ライフワークとして、いすみラーニングセンターで活動し、また神奈川大学で教えていますが、今回の企画は、はじめて大学研究室の正式なプロジェクトにすることができました。いラセンと寿太郎研のコラボです!
またもうひとつ、はじめてのことがあります。これまで、ちゆきさんやメンバーがプランナーとして様々ないすみの魅力あるひとや場所を巡っていましたが、なんと私が、企画を考えたことです。
この沿線遺産の企画は、ここ数年、何となく考えていました。私ひとりではできませんでしたが、寿太郎研のみんなの力や、いすみ鉄道さんや、いラセンのみんなの力を借りて、実現です。
いラセン新聞
今月のプランナー
以前は地方や、地方活動にあまり興味がなかったんですが、
いすみの移住者の方に会って話を聞くこと自体が楽しく、