ゲスト紹介
今回は“二拠点居住”をテーマに、都市と地方を行き来する暮らしを自分ごととして考えてみる活動日を企画しました。
いラセンで月に一度いすみに足を運び、空き家や地方と都市の関係について考えていくうちに、私たちのように地方とゆるく関わる人は少ないのかもしれないと気づきました。二拠点居住という言葉は使っていますが、その定義にこだわらず、通うことなど様々な関わり方も含めて興味を持っています。
午前は、いすみに移住され、空き家活用や民泊事業を行っている湯川さんを訪ね、現在の暮らしを始めた経緯や実際の暮らしぶりについて、詳しくお話を伺います。
午後は、自分の今の生活に二拠点居住を組み込むとしたらどんな感じになるか、実際のタイムスケジュールを描きながら、それぞれの地方とのちょうどいい関わり方を考えてみるワークも行います。 月に一度いすみに集まる私たちだからこそ見えてくる、移住や観光の手前にある”関わり方”。新たな地方と都市のかかわり方や、自分だったらこんな暮らし方がいいかもという発見につながればうれしいです!
プランナーより
神奈川大学大学院で建築を学んでいます。修士の研究テーマはまだ模索中ですが、山梨の地方出身ということもあり、「緩やかな関わり方」や「行き来する人」に関心があります。都市と地方を行き来しながら関わる人たちの暮らしや、その背景にある空き家の活用方法などを多角的に調べています。
大学3年生のときにいラセンの活動に参加し、月に一度いすみに通ったり、地域の方々の話を聞いたりする中で、「移住」や「観光」が語られることは多いけれど、その手前にも豊かな関係性があるのでは?と思うようになりました。今回の活動日が、その入り口を考えるきっかけにしたいです!
タイムテーブル
10:20 JR大原駅集合
11:00 湯川さんのお話し@岬公民館
12:30 昼食
14:00 ワークショップ@岬公民館
15:30 夕礼
16:00 移動・解散